大規模修繕の工事内容について

大規模修繕の豆知識 2024.03.23 (Sat) 更新

こんにちは!ハマリノです。賃貸アパート・マンションの大家さんの皆様、お困りではありませんか?大規模修繕工事に関する情報をお探しの方に、今回は大規模修繕の工事内容について詳しく解説いたします。築年数を重ねた建物のメンテナンスは重要ですが、一体どのような工事が必要なのか、どのようなメリットがあるのか気になりますよね。それでは、大規模修繕工事とは一体何なのか、始めてみましょう。

大規模修繕工事とは?

大規模修繕工事の定義

大規模修繕工事は、築20年以上の建物において、経年劣化や外部からの影響により損なわれた箇所を補修し、改修する継続的なメンテナンス工事の総称です。具体的な作業内容には外壁塗装や防水工事が含まれます。この工事を通じて、建物の安全性や耐久性を向上させ、資産価値の維持や向上を図ります。

「修繕」と「改修」の違い

  • 修繕

修繕は、建物の部分的な劣化や損傷を原状回復させるための補修工事を指します。具体的な例としては、外壁のひび割れや屋根の破損部分の修理が挙げられます。修繕は主に建物の健全性を維持するために行われ、原状回復を目指します。

  • 改修

改修は、建物の機能やデザインの向上を図る工事であり、単なる修繕以上のアップグレードを意味します。例えば、外壁のデザイン変更や設備の近代化などがこれに該当します。改修は建物の付加価値を高め、より魅力的な状態にアレンジすることを目的とします。

大規模修繕工事が必要な理由

築20年以上の建物が老朽化や劣化し、安全性の確保や資産価値の維持・向上が必要なためです。外部からの影響や法的要件により、建物の損傷や機能低下が生じ、これを修復・補強することで、安全性を確保し資産価値を維持します。

建物の老朽化

築20年以上経過した建物は、自然の影響や時間の経過によって劣化し、老朽化が進みます。この老朽化が進むと、建物の構造や耐久性に問題が生じ、安全性が脅かされる可能性が高まります。

外部からの影響による劣化

気象条件や周囲の環境の変化、人為的な影響など、外部からの要因によって建物が劣化することがあります。例えば、風雨による外壁の劣化や太陽光による色褪せなどが挙げられます。

大規模修繕工事を行うメリット

建物の安全性向上や資産価値向上、入居率向上など多岐にわたるメリットがあります。

大規模修繕工事に期待できる効果

  •  建物の維持と安全性の確保

大規模修繕工事は、築20年以上の建物が抱える老朽化や劣化を徹底的に補修し、安全性を確保することが最大の目的です。具体的には、耐震性や耐久性の向上が期待され、これにより建物は地震や自然災害などの外部要因に対して強化されます。

  • 資産価値の維持と向上

大規模修繕工事は、修繕と改修を組み合わせ、建物の外観や設備を現代的で魅力的なものにアップデートします。これにより、建物の総合的な価値が向上し、資産価値が維持されるだけでなく、将来的な不動産市場での有利なポジションを築くことが期待されます。

  • 入居率の向上

大規模修繕工事により、安全で美観な建物環境が整い、これが入居者にとって魅力的な要素となります。住環境の向上は入居者の居住意欲を高め、入居率の向上に寄与します。また、工事の進捗や内容を入居者に適切に説明し、理解を得ることで、入居者の信頼を築くことができ、長期的な安定収益を確保する一因となります。

大規模修繕工事の具体的な内容を解説

大規模修繕工事は、建物の状態や必要性に応じて様々な工程が組み合わさります。以下に、大規模修繕工事の主要な内容を詳しく解説します。

仮設工事

仮設工事

大規模修繕工事が始まる前に、住民の生活に支障が出ないようにするための仮設工事が行われます。これには、仮の通路やフェンスの設置などが含まれます。

下地補修工事

下地調整

外壁や屋根の下地が劣化している場合、それを補修する工程です。具体的な劣化状況に基づいて、コンクリートのひび割れや鉄部の腐食などに対処します。

タイル補修工事

タイル補修工事

外壁に使用されているタイルが割れている場合、これを補修する工事です。タイルの補修は見た目の美観だけでなく、建物の防水性にも影響を与えます。

シーリング工事

シーリング工事

建物の隙間や継ぎ目にあるシーリングが劣化している場合、これを新たに施工する工事です。シーリングは防水や断熱など、様々な役割を果たしています。

塗装工事(外壁・鉄部)

外壁塗装工事

外壁や鉄部の塗装工事は、建物の美観を保つだけでなく、劣化からの保護を担います。適切な塗料や塗装技術を使用し、耐久性や耐候性を向上させます。

防水工事

防水工事

建物全体に防水工事を行うことで、雨漏りや湿気から建物内部を保護します。特に屋根やバルコニー、浴室など水回りの施設に重点を置き、防水シートやコーティングなどを施工します。

以上の各工程において、建物の種類や状態に合わせた計画的な進行が不可欠です。施工の際には信頼性の高い施工会社を選定し、専門的なアドバイスを受けることが大切です。また、住民とのコミュニケーションや周辺環境への配慮も欠かせず、これらをトータルで考慮した工事計画が成功に繋がります。

大規模修繕工事の失敗しない進め方

大規模修繕工事を成功させるには、計画段階から様々なポイントに注意が必要です。建物の劣化状況を正確に把握し、住居者とのコミュニケーションを大切にし、資金繰りや施工会社の選定にも細心の注意を払うことが重要です。ポイントを踏まえ、トラブルを未然に防ぎながら工事を進めましょう。成功に導く鍵は、着実な計画と適切なコミュニケーションにあります。

大規模修繕工事を成功させるためのポイント

  • 建物の劣化状況をしっかり把握する
大規模修繕工事を進める前に、徹底的な調査を行い、建物の劣化状況を正確に把握することが不可欠です。これには、専門の建築士や技術者による定期的な点検や非破壊検査を実施することが含まれます。建物の種類や構造によって必要な補修が異なるため、的確な診断が重要です。外部からの影響や内部の劣化状況を詳細に調査し、補修や改修の範囲を明確に把握しましょう。
  • 住居者の理解を得る
工事期間中は住民の生活に一時的な支障が出ることもあります。住居者との円滑なコミュニケーションが不可欠です。事前に丁寧な説明を行い、工事のスケジュールや影響を理解してもらう努力が必要です。進捗状況の定期的な報告や、住民の要望や不安に対応することで、信頼関係を築きながら工事を進めることができます。
  • 資金繰りの計画を建てる
予算や資金調達の計画を立て、途中で工事が滞ることのないようにします。これには、建物の調査結果をもとにした見積もりや、補修・改修にかかる費用の詳細な計画が含まれます。予期せぬ出費や資金不足は、工事の遅延や中断につながりかねません。計画的な資金繰りを心がけ、変更が生じた際にも迅速かつ柔軟に対応しましょう。
  • 実績がある施工会社に依頼をする
信頼性のある施工会社を選定することで、工事の品質や進捗管理がスムーズに行われます。これには、施工実績の確認や過去の類似プロジェクトの成功事例の調査が含まれます。施工会社の信頼性や専門性を確認し、慎重な選定が必要です。信頼性のある業者を選ぶことで、工事全体のクオリティが向上し、トラブルのリスクを軽減できます。 以上のポイントを踏まえ、大規模修繕工事を進める際は計画的かつ慎重に進めることが重要です。失敗を防ぐためには、事前の調査や計画策定、信頼性のあるパートナーの選定が欠かせません。大規模修繕工事を通じて、建物の価値向上と住環境の向上を実現しましょう。

まとめ

大規模修繕工事は、築20年以上の建物にとって欠かせないメンテナンスです。建物の安全性を確保し、資産価値を向上させるためにも、定期的な大規模修繕工事の実施が重要です。浜松市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!ハマリノでは、お客様にピッタリのプランを提案しています。浜松市のアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事はハマリノにお任せください!

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