大規模修繕の工事期間について

大規模修繕の豆知識 2024.02.21 (Wed) 更新

こんにちは!ハマリノです。築20年を超えた賃貸アパート・マンションの大家さんの皆様、大規模修繕工事に関するお悩みはありませんか?日本全体で注目されている「大規模修繕の工事期間」について、おおよその期間を含めて詳しくお伝えしていきます。工事期間に関連する要素を充実させ、皆さんの疑問や不安を解消していきましょう。浜松市でアパート・マンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方は、是非この詳細な記事を参考にしてくださいね!

1. 大規模修繕工事にかかる期間は?

大規模修繕工事

大規模修繕工事の期間は、物件の規模によって大きく異なります。それぞれの規模に合わせた工事期間をおおよその範囲で詳しく解説します。

小規模マンション(総戸数50戸程度まで)

期間:おおよそ4週間

具体的な工程:足場設置、下地補修、塗装など

中規模マンション(総戸数50~100戸程度)

期間:おおよそ3ヶ月

具体的な工程:仮設工事、シーリング工事、その他付随工事など

大規模マンション(大規模:100戸以上)

期間:おおよそ6ヶ月以上 

具体的な工程:外壁塗装、防水工事、鉄部塗装など このように、工事期間は規模によって変動します。小規模から大規模まで、それぞれの物件に合わせた工事期間を見極めることが重要です。

2. 大規模修繕工事の内容

大規模修繕工事は様々な工程から成り立っています。詳細な流れを把握しておくことで、工事の進捗を理解しやすくなります。

仮設工事

大規模修繕の工事
仮設工事

大規模修繕工事の最初のステップは仮設工事です。これには足場の設置と仮設設備の構築が含まれます。足場の設置は建物全体にわたり、安全かつ効率的な工事を可能にします。同時に、仮設設備も整え、作業員が安心して作業に取り組める環境を整備します。この段階での期間はおおよそ10日です。

下地補修工事

大規模修繕工事
下地補修工事

仮設工事が完了すると、次に下地補修工事が行われます。これには建物の外壁や屋根などの下地に発生した傷や劣化箇所の修復が含まれます。下地補修が適切に行われることで、塗装や防水工事がより効果的に施工されます。下地補修工事の期間はおおよそ4週間です。

シーリング工事

大規模修繕工事
シーリング工事

下地補修が終わったら、シーリング工事が行われます。シーリングは建物の外壁や窓などの接合部に施され、防水性や気密性を確保します。シーリング工事では、シーリング材の施工と調整作業が行われます。この工程の期間はおおよそ7日です。

塗装工事(外壁)

大規模修繕工事
外壁塗装工事

外壁の下地補修やシーリング工事が完了すると、次は外壁の塗装工事が始まります。外壁の塗装は建物の外観を美しく仕上げるだけでなく、耐候性や保護機能も担っています。塗装工事には下地処理から塗料の施工、最終的な仕上げ作業までが含まれます。この工程の期間はおおよそ3ヶ月です。

防水工事

大規模修繕工事
防水工事

外壁の塗装が終わったら、防水工事が行われます。防水工事は建物の屋根やバルコニーなど水が侵入する可能性のある箇所に防水材を施工し、建物を雨水や湿気から守ります。防水工事には施工後の検査や確認作業も含まれます。この工程の期間はおおよそ5週間です。

その他付随工事

最後に、その他付随工事が行われます。これには追加工事や設備の取り付けなどが含まれます。建物全体の確認作業も行われ、必要に応じて調整や修正が行われます。この工程の期間はおおよそ10日です。 以上が大規模修繕工事の具体的な工程です。各工程がスムーズに進行することで、工事全体の期間も効率的に遂行されます。

3. 工事期間が伸びる場合

工事期間が予定よりも伸びる場合、その原因にはさまざまな要因が考えられます。ここでは、工事期間の延長が生じる主な理由について詳しく解説します。

工事内容の変更・追加

工事が進行していく中で、建物の状況や法的規制の変更などにより工事内容が変更されることがあります。また、オーナーからの要望に応えるために、追加工事が発生することもあります。これらの変更や追加作業には時間がかかるため、工事期間が延びることがあります。

天候による工事延期

工事が屋外で行われる場合、悪天候や気象条件の悪化により作業が中断されることがあります。特に雨や強風などの悪天候では、安全な作業が難しくなります。そのため、天候による工事の一時停止や延期が生じることがあります。これにより、工事の進捗が遅れ、工事期間が延びることがあります。

材料の調達や納期の遅延

工事に必要な材料や機材の調達や納期の遅延が発生することも、工事期間の延長につながります。特に特殊な材料や大量に必要な資材などは、調達に時間がかかる場合があります。また、供給不足や輸送の遅延などが生じると、工事の進行に支障をきたし、工事期間が延びることがあります。

作業員の不足やスケジュールの調整

工事現場の作業員の不足や、他の工事とのスケジュールの調整がうまくいかない場合、工事期間が延びることがあります。特に大規模な工事現場では、多数の作業員や専門業者が必要とされます。そのため、作業員の確保やスケジュールの調整が円滑に行われない場合、工事期間が延びることがあります。

これらの要因が重なることで、工事期間が予定よりも延びる場合があります。工事現場での問題や予期せぬ事態にも柔軟に対応し、工事の進行を円滑にすることが重要です。

以上が工事期間が伸びる主な理由です。工事の進捗やスケジュールに関する理解を深め、万全の準備を行うことで、工事期間の延長を最小限に抑えることができます。

4. 工事期間の進捗管理と注意点

大規模修繕工事の進捗管理は重要です。管理方法や注意点を知り、円滑な工事進行を図りましょう。

進捗管理のポイント

  • 進捗管理は工事全体を俯瞰し、予定通り進んでいるかを確認するために必要です。スケジュールに基づいて各工程が進行しているかを常に確認しましょう。
  • 工程ごとに担当者を指定し、各担当者が進捗を報告するようにします。これにより、問題が早期に発見され、対策が講じられます。
  • 定期的な会議や進捗報告会を設け、関係者とコミュニケーションを図りながら進捗を確認します。
  • 進捗が遅れている場合、素早い対応とスケジュールの見直しが必要です。リーダーシップと柔軟性が求められます。

注意点

  • 予期せぬ問題が発生した場合、的確な判断とスムーズな対応が必要です。状況を把握し、迅速な決断を行いましょう。
  • 作業員とのコミュニケーションが円滑であることも重要です。作業員が不安や疑問を抱えると、工事の進行に支障をきたす可能性があります。
  • 周辺住民への配慮も忘れずに。騒音や振動など、工事が住民に与える影響を最小限にするためには、事前に説明し理解を得ることが大切です。

まとめ

今回は、築10年以上の賃貸アパートやマンションの大家さんを対象に、大規模修繕工事における期間と具体的な工程について詳しく解説しました。浜松市でアパートやマンションの大規模修繕、外壁塗装、防水工事を検討している方にとって、この記事が参考になれば幸いです。

工事期間は物件の規模によって大きく異なり、小規模なマンションから大規模な団地や超高層タワーマンションまで、それぞれの工程や期間を見極めることが肝要です。仮設工事から始まり、下地補修、シーリング工事、塗装工事、防水工事など、工程ごとに期間や作業内容が異なります。これらを把握することで、工事全体の進捗が見通しやすくなります。

特に、工事期間が伸びる場合の理由についても詳しく触れ、工事内容の変更・追加や天候による工事延期など、予期せぬ状況にも柔軟に対応するポイントを紹介しました。

各工程における具体的な作業内容や期間を理解することで、大規模修繕工事におけるトラブルの予防や円滑な進行が期待できます。工事が予定よりも延びる場合に備え、事前に原因を考慮しておくことも重要です。

最後に、記事全体を通して浜松市でのアパート・マンションの大規模修繕についての不安や疑問にお答えできれば幸いです。工事の進行状況やスケジュールには十分な理解が必要ですので、参考にしていただきながら、安心して工事に臨んでいただければと思います。

どうぞ、浜松市での大規模修繕工事がスムーズに進み、賃貸アパートやマンションがより良い状態で長寿命を迎えることを願っています。お役に立てましたら幸いです。

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